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FIFA理事選、田嶋氏は落選

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 AFCアジアサッカー連盟は6日、カタールのドーハで第24回総会を開き、AFC選出の国際サッカー連盟(FIFA)理事選挙を行った。結果、スリランカのマニラル・フェルナンド氏と、タイのウォラウィ・マクディ氏が再選されたが、残念ながら日本サッカー協会の田嶋幸三副会長(53)は落選した。

 今回の改選枠は2で有効投票数は45(1度に2人投票可能)。現職のマクディ氏とフェルナンドAFC副会長が当選し、張吉龍AFC副会長(中国)も落選した。田嶋氏を含め、東アジアの候補を一本化できずに共倒れした形だ。ちなみに田嶋副会長は19票を獲得したが、当選となる過半数に4票及ばなかったという。

 FIFA理事現職で日本サッカー協会の小倉純二会長(72)は定年を迎えるため、約9年ぶりに日本人のFIFA理事が不在という事態となる。

 なお、AFC公式サイトによるとハマムAFC会長(カタール)は無投票で3選を果たした。AFC選出のFIFA副会長にはフセイン氏(ヨルダン)が初当選し、現職の鄭夢準氏(韓国)は敗れた。よって日本はもちろん、AFCおよびFIFAにおいて、東アジア地域の国々の発言力が低下する懸念がある。

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