オランダ1部・フィテッセは7日、ガンバ大阪のDF安田理大と契約を結んだことを公式HPで発表した。背番号は「16」という。この日、メディカルチェックをクリアした安田は入団会見も実施。「フィテッセは歴史あるクラブだと思う。若い選手が多く野心のあるクラブでもあり、魅力を感じた。勝利に貢献したい」などと成功を誓った。

　また公式HPによると、クラブのテッド・バイ・レイバンTDは会見で「彼は前でプレーすることもできるし、左右のサイドバックとしてもプレーできる。スピードもあるし、パスも出せる。彼と契約できて非常にうれしい」と安田に期待していることを明かしている。

　安田は2010年シーズンはリーグ戦32試合に出場し、チームの2位に貢献した。2011年シーズンも中心選手として期待されるが、同世代の香川真司や長友佑都、内田篤人らはもちろん、G大阪時代の先輩・家長昭博らが海外挑戦する姿を見て、自身も念願の欧州挑戦の夢がさら強くなり、今オフの移籍を志願していた。

　フィテッセは現在18チーム中15位と苦戦している。安田はSBかSHとして期待されており、持っている実力を発揮すれば、早期のレギュラー獲得も不可能ではない。“浪速の突貫小僧”はオランダでも大暴れするつもりだ。

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