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母校の決勝進出を喜ぶ、岡崎「歴史を変えるのはすごいこと」

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 母校の活躍に負けない。日本代表FW岡崎慎司(清水)は、全国高校選手権で母校の滝川二(兵庫)が初の決勝進出を果たしたことを喜んだ。

 「母校が活躍するのはうれしい。滝二の伝統を変えたので、オレから何も言うことはない。歴史を変えるのはすごいこと。ここまで来たら優勝してほしい」

 岡崎は滝川二高時代、3年連続で全国高校選手権に出場したが、1、2年時はいずれも準決勝敗退。3年時は初戦でMF本田圭佑擁する星稜(石川)に敗れた。自身が2度阻まれた国立の壁を破った後輩たちに刺激を受けないはずがない。

 元日の天皇杯決勝まで勝ち上がり、疲労が抜け切らないままカタールに飛んだ。コンディションは厳しいが、「(シュツットガルトへの移籍で)これから環境が変わる可能性もあるし、それに向けてというのもある。もちろん、アジア杯もみんなで勝ちたいし、プラス要素はたくさんある。モチベーションは高い」と気力は充実している。

 そして、ここに来ての母校からの“朗報”。「点を取りたい」。9日のヨルダン戦はベンチスタートが濃厚だが、短い時間でも結果を残し、後輩たちに激励の“メッセージ”を贈るつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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