“ザックの追試”に挑む前田、「ラストチャンスだと思って頑張る」
同じ失敗は繰り返さない。日本代表FW前田遼一(磐田)が13日のシリア戦で“ザックの追試”を受ける。先発した9日のヨルダン戦(1-1)は前半のみで交代。試合後にはザッケローニ監督が「特に前半は満足できない」と不満をあらわにした。
それでも指揮官は先発について「大きくは変えない」と明言。1トップは前田の連続先発が濃厚だ。「ラストチャンスだと思って頑張る」。前田はそう力を込め、悲壮な決意を見せた。
ザックジャパン初先発となった昨年10月12日の韓国戦(0-0)もフル出場しながらシュートゼロに終わり、「ふがいない」と唇をかんだ。「結果を出さないと、あとはないと思っている」と背水の陣で臨んだヨルダン戦もミドルシュート1本のみ。「ゴール前にパワーを持って入る仕事ができなかった」と、1トップとして危険な存在になれず、ハーフタイムでベンチに下がる屈辱を味わった。
「ヨルダン戦は(2列目の選手と)距離感が近すぎて、自分のプレーエリアが低すぎた。タイミング良く動いたら相手のCBも付いてくるし、スペースもできる。そういう仕事と、センタリングに対して入っていく仕事をしたい」
代表戦でゴールを決めれば、08年2月17日の東アジア選手権・北朝鮮戦(1-1)以来、約3年ぶりだ。2年連続Jリーグ得点王の誇りに懸けて、ザックジャパンのエース候補が“最終テスト”で一発回答を見せる。
[写真]1トップでの先発が濃厚なFW前田遼一
(取材・文 西山紘平)
▼関連リンク
アジア杯2011特集
それでも指揮官は先発について「大きくは変えない」と明言。1トップは前田の連続先発が濃厚だ。「ラストチャンスだと思って頑張る」。前田はそう力を込め、悲壮な決意を見せた。
ザックジャパン初先発となった昨年10月12日の韓国戦(0-0)もフル出場しながらシュートゼロに終わり、「ふがいない」と唇をかんだ。「結果を出さないと、あとはないと思っている」と背水の陣で臨んだヨルダン戦もミドルシュート1本のみ。「ゴール前にパワーを持って入る仕事ができなかった」と、1トップとして危険な存在になれず、ハーフタイムでベンチに下がる屈辱を味わった。
「ヨルダン戦は(2列目の選手と)距離感が近すぎて、自分のプレーエリアが低すぎた。タイミング良く動いたら相手のCBも付いてくるし、スペースもできる。そういう仕事と、センタリングに対して入っていく仕事をしたい」
代表戦でゴールを決めれば、08年2月17日の東アジア選手権・北朝鮮戦(1-1)以来、約3年ぶりだ。2年連続Jリーグ得点王の誇りに懸けて、ザックジャパンのエース候補が“最終テスト”で一発回答を見せる。
[写真]1トップでの先発が濃厚なFW前田遼一
(取材・文 西山紘平)
▼関連リンク
アジア杯2011特集