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先発確実の岡崎、“全勝神話”継続弾狙う

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 日本代表FW岡崎慎司(清水)の4試合ぶり先発が確実となった。17日のサウジアラビア戦はMF松井大輔の欠場が確実。MF本田圭佑も別メニューで調整しており、岡崎にチャンスが来そうだ。

 9日のヨルダン戦(1-1)、13日のシリア戦(2-1)と途中出場でリズムを変え、スーパーサブの役割を十二分に果たしてきた。待望の今大会初先発。「準備は常にできている。いい形のチャンスもつくれているし、コンディションもいい。点を取れれば」と目を輝かせた。

 国際Aマッチ通算18得点を記録している岡崎が過去に得点した試合は12戦12勝。その中にはW杯出場に導いた09年6月6日のアジア最終予選・ウズベキスタン戦(1-0)や、自国開催以外で初の決勝トーナメント進出を決めた10年6月24日の南アフリカW杯・デンマーク戦(3-1)も含まれる。ザックジャパン初陣となった昨年10月8日のアルゼンチン戦(1-0)。南米の強豪から初勝利を挙げた歴史的決勝点も岡崎がもたらした。

 「十分チャンスはあると思うし、そこで決められずにいるから苦しい試合になっている。最初の2試合はアジアの雰囲気に慣れない部分もあったかもしれないけど、3戦目は言い訳ができない」

 攻撃陣に故障者が続出しているからこそ、岡崎に懸かる期待も大きい。“全勝神話”を継続するゴールでチームを、そして自分自身も勢い付けるつもりだ。

[写真]FW岡崎慎司はゴールにこだわる

(取材・文 西山紘平)

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