1月17日付ドイツビルド紙では、R・マドリーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督からラブコールを受けたルート・ファン・ニステルローイ(ハンブルガーSV)について、「(本人はレアルへ帰りたいが)HSVは移籍を容認しない」と報じている。

　同紙によるとHSVのスポーツシェフであるバスティアン・ラインハート氏は「我々の契約はそのまま。彼は残ります。ファン・ニステルローイは契約を全うする必要があるのです」とコメントする。

　15日に行われたシャルケ04戦勝利後のインタビューでは流暢なドイツ語で「このクラブ(レアル)と監督(モウリーニョは)が私を揺さぶっている。もし彼らが僕を必要なら、何とかしなければならない。両クラブ(レアルとHSV)は話し合いを持つべきだ」こう訴えた本人だが、どうやらこの件は終わりを迎えたようだ。
　
(文 福岡正高)

▼関連リンク
指導者、選手必見の「ドイツ流攻撃サッカー」