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韓国戦へ完全休養、「気分転換にはいい1日」

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 日本代表が完全オフとなった23日、日本サッカー協会の原博実技術委員長が報道陣の取材に対応した。選手たちは午前中、宿舎周辺を散歩するなどリラックスした様子だといい、「気分転換にはいい1日だと思う」と話した。

 この日がドーハ入り後初のオフ。試合翌日は午前練習、翌々日は午後練習にすることで、練習と練習の間を24時間以上空けるなどしてコンディション調整してきたが、原委員長は「メンタル的な部分も含めて、最終的に休養にあてることにしたようだ」と説明。25日の準決勝の相手が韓国に決まったことについては「監督もコーチ、選手も『やっぱり韓国が来たか』という感じだった」と明かした。

 ドーハ入り後、試合翌日を除いて非公開練習が続いているが、原委員長によると、「練習の雰囲気はすごくいい。紅白戦などは、控え選手を含めて上手く混ぜてやっている」。今大会はすでに第3GKの権田修一、追加招集されたDF森脇良太を除く21人が試合に出場しており、「ケガ人や出場停止が出ても、代わりの選手がパッと入れるし、だれが入ってもやれる。選手はいいパフォーマンスでいればチャンスがあると思ってくれているし、いい雰囲気でここまで来れていると思う」と、チーム内の競争が好循環を生んでいるようだ。

(取材・文 西山紘平)

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