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パク・チソン代表100キャップを勝利で祝う、ク・ジャチョル「日本に怖さない」

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 25日のアジア杯準決勝で日本と対戦する韓国代表のチョ・グァンレ監督とMFク・ジャチョルが24日、公式記者会見を行った。

 日本戦はMFパク・チソンにとって国際Aマッチ100試合目の節目の一戦となる。チョ・グァンレ監督は「パク・チソンの100キャップを祝福したい。もちろん、勝利で祝う」と力強く宣言。今大会限りで代表からの引退も示唆しているパクのためにも、優勝で花道を飾ろうとチームは一丸となっている。

 守備の要であるDFイ・ジョンスを出場停止で欠くが、指揮官は「うちのチームにはたくさんの優れた選手がいる。イ・ジョンスがいなくても、3人の素晴らしいCBがいるし、何の問題もない」と強調。1トップを務める19歳のFWチ・ドンウォンが2得点、トップ下を任される21歳のク・ジャチョルが4得点と若い力がチームを勢い付けている。

 得点ランキングトップタイに立つク・ジャチョルは「日韓戦へのプレッシャーはないし、特別、日本に怖い思いもない」と言った。08年11月のAFC U-19選手権準々決勝では日本に3-0で快勝。当時のU-19日本代表はMF香川真司がグループリーグ終了後に帰国し不在だったとはいえ、力の差を見せつけられての完敗で、U-20W杯連続出場が7大会で途切れた。

 「自分を信じていいパフォーマンスを出したい。全力を尽くせば勝てると思っている」とク・ジャチョル。パク・チソンの代表引退後の韓国を引っ張っていくであろう新星には自信がみなぎっていた。

[写真]公式会見に出席したMFク・ジャチョル

(取材・文 西山紘平)

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