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“野沢2世”土居、「鹿島の黄金時代を築きたい」

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 “野沢2世”が夢のトップ昇格を果たした。鹿島アントラーズに新加入したMF土居聖真(鹿島ユース)は「ジーコさんが築いたチームで、子供のころからスタジアムで試合を見たり、テレビ観戦したりすることが多かった。映像を通して見ていた選手たちと一緒に練習したり、食事をしたりすることが夢のようです」と感慨深げに喜びを語った。

 「持ち味はゴール前で突破したり、ゴールにつながる仕事をすること」。テクニックの高さと創造性あふれるプレーはMF野沢拓也を彷彿とさせる。クラブも将来的に野沢の8番を引き継ぐことを期待し、28番を与えた。「野沢さんはチームでも1、2を争うテクニックの持ち主。盗むところもたくさんあると思うし、鹿島の全選手が先輩なので、いろんな選手からいろんな特徴を奪っていきたい」と意気込んだ。

 「今の代表選手では香川選手がすごいなと思っている」と話す鹿島ジュニアユースからの生え抜きドリブラー。「(同期4人で)切磋琢磨して鹿島の黄金時代を築きたい」と、さらなる夢を膨らませていた。

[写真]鹿島に新加入したMF土居聖真

(取材・文 西山紘平)

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