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U-22代表主力のA代表“掛け持ち招集案”浮上

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 ロンドン五輪を目指すU-22日本代表の主力選手が、アルベルト・ザッケローニ監督率いるA代表と“掛け持ち”で招集されるプランが浮上していることが分かった、と7日のデイリースポーツが報じている。

 日本代表は3月25日にキリンチャレンジカップのモンテネグロ戦(静岡)を戦い、29日には同じくニュージーランド戦(国立)を行う。対してU-22日本代表は29日にU-22ウズベキスタン代表(国立)との国際親善試合が組まれているため、当初は“ロンドン世代”のA代表招集は難しいと見られていた。

 だが、日本サッカー協会の原博実技術委員長はU-22代表の主力を25日のA代表・モンテネグロ戦に招集し、その後は29日のU-22ウズベキスタン代表戦に向けてU-22代表に合流させる案を調整していることを明言。具体的な名前は伏せたようだが、FW宇佐美貴史(G大阪)やFW永井謙佑、MF金崎夢生(ともに名古屋)ら同世代の主力が対象となる可能性があるという。

 「例えば、モンテネグロ戦は途中から出て、その後、U-22でフル出場させるとか。何が選手にとってベストなのか考えたい」と原委員長。ロンドン世代の強化を行いながら、A代表に加わってくる選手の育成も追求する。

(文 吉田太郎)

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