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鹿島・大迫が29日のU-22ウズベキスタン戦に招集も

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 3月29日に行われるU-22日本代表のウズベキスタン戦(国立)に、鹿島アントラーズのFW大迫勇也が招集される可能性が高まったと、9日のスポーツニッポンが報じている。日本協会の関係者への取材で、関塚隆監督が招集する方針を固めたことが分かったようだ。

 実現すれば、大迫にとってロンドン五輪を目指す代表チームへの招集は初めてとなる。能力的にはもっと早く呼ばれてもよかったが、クラブで貴重な戦力だったため断念していた。2月に行われたU-22日本代表の中東遠征での招集も検討されたが、元日の天皇杯決勝に出場したことを考慮して見送られた経緯があるという。

 大迫は「ロンドン五輪は目標だけど、今はまだ考えられない。まずは鹿島で試合に出続けることが重要」と話しているという。今季はプロ3年目で初めて開幕戦で先発起用されるなど期待されている。U-22のFWではスピードが武器の永井謙佑(名古屋)、高さが売りの指宿洋史(CEサバデルFC)はいるが、大迫のように万能タイプは少ない。その高い能力を鹿島だけでなく、代表でも発揮されることが望まれる。

 また、スポーツニッポンによると、すでにA代表にも呼ばれ、アジア杯メンバーでもあったGK権田修一(F東京)や、これまではクラブ事情で呼べなかったMF米本拓司(F東京)、MF山田直輝(浦和)らベスト布陣が招集される可能性があるようだ。

(文 近藤安弘)

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