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「必ず勝って日本に帰りたい」U-19女子代表が国際T4強進出

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 ロシアで開催中のU-19女子国際トーナメント クバンスプリングに参加中のU-19日本女子代表は現地時間12日、準々決勝でU-19エストニア女子代表と対戦し、7-0で快勝。中国と戦う準決勝(14日)進出を決めた。

 日本は前半28分、FW横山久美(十文字高)のゴールで先制。40分にはMF瀬口七海(日ノ本学園高)が加点した。

 2-0で迎えた後半には交代出場のMF川島はるな(JFAアカデミー福島)がハットトリックを達成したほか、MF井口祥(日本航空高)、児玉桂子(常盤木学園高)もそれぞれ1ゴールを決めた、エストニアを圧倒した。

以下、先発メンバーと選手コメント
▽GK
望月ありさ(日テレ・メニーナ)

▽DF
小林海青(日テレ・メニーナ)
坂本理保(常盤木学園高)
山名真妃(日本体育大)
中村ゆしか(藤枝順心高)

▽MF
瀬口七海(日ノ本学園高)
中里優(日テレ・メニーナ)
柴田華絵(神村学園高)
田中陽子(JFAアカデミー福島)
井口祥(日本航空高)

▽FW
横山久美(十文字高)

[コメント]
●DF山名真妃(日本体育大)
「今日の試合を無失点で終えられたことは良かった。監督からは裏を取られないように、カバーをしっかりするように言われていた。2人いるセンターバックのどちらがチャレンジでどちらがカバーなのか、良く話しながらプレーできたのは良かった。スピードを活かして蹴ってくることが多い相手に対して、ハイボールの対応はしっかりしなければいけないところだと思った。ビルドアップでは思ったよりプレッシャーがなく、ボールを回すことができたが、パスミスもあったので、自分のパスが起点になるくらい、パスの質、判断のスピードを上げていきたい」

●DF小林海青(日テレ・メニーナ)
「4試合目で疲れはあったが、しっかり勝つことができて良かった。自分のストロングポイントでもある運動量を活かして何度かいいタイミングで攻撃参加できたが、まだまだ足りない。自分は他の選手に比べて足もとの技術は劣っていると思うので、1試合を通して自分が一番走ったとはっきり言い切れるくらい、もっともっと運動量を増やしていきたい」

●MF川島はるな(JFAアカデミー福島)「後半からトップ下として出場させてもらい、とにかく貪欲に得点に絡んでいこうと思っていた。試合自体は後半になって相手の運動量がだんだん落ちて、楽にボールを回してゲームを支配することができた。また今日本では地震で多くの人が大変な被害にあっていることを知った。自分たちには今全力で試合に臨むことしかできないが、残り2試合を必ず勝って日本に帰りたいと思う」

●MF田中陽子(JFAアカデミー福島)
「今日は天候が良く、グランドが人工芝だったこともあり、日本らしいパスサッカーができ、大差で勝利することができた。次戦は準決勝なので、戦いの厳しさも増すと思うが、自分たちのサッカーをして、必ず勝って決勝に進みたい」

(文 吉田太郎)

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