ガンバ大阪はあす15日、AFCチャンピオンズリーグ1次リーグ第2戦で天津泰達(中国)と対戦する。アウェー戦を翌日に控えた14日には両チーム監督・選手記者会見が行われ、G大阪からは西野朗監督とDF山口智が出席した。

　G大阪によると、西野監督は「今、日本は歴史的大惨事の渦中でありまして、日本国内でスポーツなど様々な制限がある中、我々ガンバがこうして中国に来てゲームが出来ることを喜びと感じなければならないですし、僅かながらでもガンバが一生懸命やっている懸命さを日本の皆さんに伝えられればと思っています」。

　また山口は「日本でこういう状況の中でここ中国に僕らが来れているのも、皆さんの助けがあってのことだと思います。僕らがいまできることは試合でベストを尽くすことですし、いい結果を出すことだと思っています。そういうニュースが日本の皆さんに届けられるよう、ベストを尽くしたいと思います」と語った。3月いっぱいのJリーグの中止が決定するなど、多くの国内スポーツイベントが中止になる中で迎える天津泰達戦。「日本代表」G大阪は決意を胸に強豪との一戦に臨む。

(文　吉田太郎)

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