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フッキ、イエロー覚悟で被災者にメッセージ

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 かつて東京ヴェルディ、川崎フロンターレやコンサドーレ札幌に所属していたブラジル代表FWフッキ(ポルト)が、14日に行われたポルトガル・リーグのウニオン・レイリア戦で得点ランキング首位独走となる20点目(2位は13得点)を決めた。ゴールを決めたフッキは、東北地方太平洋沖地震の被災者へのメッセージを送った。

 1-0で迎えた90分にPA内でファウルを受けたフッキは、自らキッカーとなってPKを右隅に決める。歓喜の表情も見せずにテレビカメラに向かって歩き出したフッキがユニフォームをまくると、シャツにはポルトガル語で「日本、私の心は泣いている」というメッセージが書かれていた。背中にも「私たちがともにいる、がんばれ」というメッセージ。ユニフォームを脱いだことで警告を提示されたフッキだが、イエローカードを受けてもこの言葉、思いを伝えたかった。

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