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スペイン誌が「フェイエノールトの救世主・宮市」と紹介

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 スペインのマルカ紙は16日、オランダ・フェイエノールトで出場機会を重ねるFW宮市亮について、「フェイエノールトの救世主・宮市」と題した紹介記事を掲載した。

 記事ではまず、昨シーズンにPSVに0-10で敗退するなどかつての栄光を取り戻せないでいる名門フェイエノールトの現状を紹介。今季も降格圏内をさまようなど苦境に立っていたフェイエノールトを救ったのが、2月6日にデビューした18歳の日本人、宮市だと紹介している。

 宮市がデビュー後のフェイエノールトは(その直近3連敗)、6試合負けなしの4勝2分という好成績を収めている。最大でも18ポイントしか獲得できない(3点×6勝=18)勝ち点のうち14ポイントも奪取し、順位も11位へと上昇。降格圏を抜け、苦境を脱したと伝えている。

 チームを率いるマリオ・ベーン監督は4-2-3-1を多様しているが、宮市はウィングに近い左サイドハーフでデビュー。以降は、「攻撃の2本の柱」として活躍していたMFジョルジニオ・ヴァイナルドゥム(20歳)、FWリュック・カスタニョス(18歳)とともに欠かせない存在になったとしている。

 かつて小野伸二が在籍していた時代にもフェイエノールトで大黒柱として活躍し、その後アーセナルに移籍し、世界的スターになったオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーのようなステップアップを遂げることができるか? 少なくとも日に日に欧州で「リョウ(リオ)・ミヤイチ」の名が広まっていることは間違いない。

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