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浦和の選手がプロ野球・西武の選手と合同で街頭募金活動を実施

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 浦和レッズは19日、大宮駅西口で行われたプロ野球の埼玉西武ライオンズの選手による東北地方太平洋沖地震被害への街頭募金活動にMF鈴木啓太、FW田中達也、GK加藤順大、FW高崎寛之、MF青山隼、MF高橋峻希の6人が有志として参加したことを発表した。クラブによると、埼玉西武ライオンズからは約260万円の募金が集まったとの報告があったという(詳しい募金額は後日、埼玉西武ライオンズから発表される予定)。

 また、20、21日の午後2時から4時までオフィシャルショップ「レッドボルテージ」と浦和PARCO1階「レッズゲート」で選手らによる義援金募集活動を行うことも発表した。

 なお、クラブによると、これまでに「レッドボルテージ」と「レッズゲート」に設置した募金箱に集まった義援金はレッドボルテージが26万2414円、レッズゲートが8万193円となっている。

以下、街頭募金活動後のコメント

●MF鈴木啓太
「今までも、埼玉県内のプロスポーツチームが一緒になって、プライドリームスなどの活動をやっていましたが、その中で、個人的にはずっと、もっとみんなで何かをやりたいと思っていました。
 今回、こういった震災の救済の募金という形にはなりましたが、非常に意味のあることだと思いますし、レッズだけの活動ではなくて、ライオンズさんとか、他のプロスポーツのメンバーともいろいろやれたらいいと思っていたので、こういう形で実現して、やはりみんなの力は大きいなと強く感じていますし、ものすごくお互いが刺激になると思います。
 自分自身が、今、出来ることは何なのかと考えたときに、もちろんプレーでみなさんに勇気を与えることができれば嬉しいことですけど、それ以外にもやれることはたくさんあると思います。僕たちプロスポーツ選手というのは、そういった責任ある職業だと思っているので、自分自身がこういう形で、どれぐらい力になれているのかはわかりませんが、これからも、このように何か行動に起こしていくということを、どんどんやっていきたいと思ってます」

(文 西山紘平)

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