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カズが被災者へエール

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 東日本大震災の影響で14日から全体練習を中止していた横浜FCが20日、横浜市保土ケ谷区のLEOCトレーニングセンターで、7日ぶりに練習を再開した。

 練習再開初日はパス練習やミニゲームなど約2時間のメニュー。21日の神奈川新聞によると、カズこと44歳のFW三浦知良はミニゲームで3得点を挙げるなど切れのある動きを見せたという。「いつでも練習できるように、モチベーションを落とさず、自主トレーニングをしていた」とカズ。被災者に対しては「被害に遭われた方にしか分からない苦しみ、つらさがあると思う。健康に気をつけて頑張ってほしい」とエールを送った。

 29日には被災者を支援する日本代表とJリーグ選抜による慈善試合「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」(長居)が開催される。2004年に行われた新潟県中越地震のチャリティーマッチにも出場しているカズは「サッカーで復興に貢献できるのが一番うれしい」。現在のところチャリティーマッチ出場のオファーはないようだが、「オファーがあればぜひ出場したい」と意欲を燃やしている。

(文 吉田太郎)

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