Jリーグは22日、都内でJ1・J2臨時合同実行委員会を開き、J1、J2ともに原則、4月23日から再開することを決めた。今後、再開に向けて日程の再調整を行う。

　東北地方太平洋沖地震の影響で新たにJ1の第4～6節、J2の第5～7節の開催中止を決定。4月23、24日に行われるJ1第7節、J2第8節から再開することになった。

　また再開に際しては、原発事故の影響で電力供給の面で現在、計画停電が行われるなど問題があるため、4月中はナイターでの開催を行わないことも決めた。

　ただ、被災地で本拠地スタジアムに被害が出ている仙台、鹿島、水戸に関しては、復旧状況などを考慮して再開が1、2試合遅れる可能性もあるとしている。

　一方、ナビスコ杯について大東チェアマンは「大会方式の変更を視野に各関係先と調整に入りたい」と説明した。

[写真]3月6日の鹿島vs大宮(カシマスタジアム)のひとコマ。サッカーで被災者を元気づけたい

(取材・文　西山紘平)