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ザックジャパンが急きょ午前練習、3-4-3のサイド攻撃を確認

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 「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」(29日、長居)に向け大阪合宿中の日本代表は27日午前、堺市のJ-GREEN堺で公開練習を行った。

 前日26日夜に帰国したMF細貝萌が合流した一方、風邪のDF長友佑都、胃腸炎のFW岡崎慎司(シュツットガルト)は前日に続いて練習を欠席。前日の練習で右足首を痛めたMF本田拓也は練習場に姿を見せたが、練習には加わらず、室内で調整した。

 前日に急きょ決まった午前練習。3-4-3のシステムに合わせて左サイドと右サイドのグループに分かれ、サイドからの攻撃の形を確認。3バックのストッパーからくさびを受けたセンターFWがウイングに落とし、その背後からサイドハーフが追い越してパスを受けてクロスを上げる形など複数のパターンを繰り返し練習していた。

 日本代表は同日午後もキンチョウスタジアムで一般公開で練習を行う。協会広報によると、長友の状態は「昨日よりは良くなっている」とのことで、岡崎も同日中にはチームに合流できる見通しだという。

以下、攻撃練習の選手配置

[右サイドのグループ]
   李
    本田圭
    (藤本)
   長谷部 内田
   (阿部) (松井)
  岩政 栗原
     (吉田)

[左サイドのグループ]
    前田
  乾
細貝  遠藤
(森脇)(家長)
   (柏木)
 槙野 今野
(伊野波)

[写真]MF長谷部誠に指示を出すザッケローニ監督

(取材・文 西山紘平)

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