beacon

日本代表vsJ選抜、選手たちがメッセージシャツを着て入場

このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本サッカー協会は27日、「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」(29日、長居)で、日本代表とJリーグ選抜の両メンバーが個々に、直筆メッセージとサインを書き込んだ復興支援チャリティーマッチTシャツを着て試合前の入場を行うと発表した。

 選手たちが被災者やファンに向けて、そのぞれの想いや応援メッセージなどを書き込み、ユニホームの上に着る。スタンドのファンはもちろん、テレビなど映像を通じて復興を願う想いを届けるつもりだ。また、会場の大型ビジョンでは、動画メッセージも披露される。これらはJFA特設ポータルサイト「がんばろうニッポン!フットボールファミリーのチカラをひとつに!」(http://www.jfa.or.jp/ganbaro_nippon/)でも公開される。

 また、日本協会の小倉純二会長によると、今回のチャリティマッチにおいて、参加する日本代表選手およびJリーグ選抜の選手たちは、出場給などを全額辞退。少しでも多くのお金が義援金に回るようにと申し出たという。選手たちはみな口々に「被災者のために自分たちができることは、できる限りやりたい」と話してるが、この日、日本代表が予定の4倍近い、1時間15分の募金活動を行ったが、まさに有言実行。スポーツ選手らしい、様々な行動で支援の輪を広げてくれている。

[写真]練習後、スタンドの観客に挨拶する日本代表選手たち

(取材・文 近藤安弘)

TOP