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日本代表vsJリーグ選抜 試合後のJリーグ選抜選手コメント

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[3.29 東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ 日本代表2-1JリーグTEAM AS ONE 長居]

 日本代表とJリーグ選抜「Jリーグ TEAM AS ONE」が対戦する「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」が29日、大阪・長居スタジアムで開催された。日本代表は前半19分にMF遠藤保仁の直接FKで先制すると、同29分にもFW岡崎慎司が追加点。Jリーグ選抜も後半37分に途中出場のFW三浦知良がゴールを決め、夢の対決は2-1で日本代表が勝利をおさめた。
以下、試合後のJリーグ選抜選手コメント

●FW三浦知良(横浜FC)
―どんな気持ちでピッチに入った?
「あんまり気持ちを強くすると、なくなるから。落ち着いて、チャンスが来たらと思っていた。前半からサポーターがカズコールをくれていた。期待されているのを感じていたし、それに応えたいと思っていた。点を取れてよかったと思う」
―日本中に勇気を与えられたのでは?
「あまり年齢のことは言いたくないけど、どこに行っても44歳と言われる。震災で苦しんでいる人もあきらめてないし、自分もあきらめてないし、あきらめたくない。挑戦し続けたいし、その気持ちでグラウンドに立って、ゴールを取ることができた。これだけたくさんのメディアの方が来ていて、被災地にもニュースで届いてくれたら幸せです」
―ゴールシーンは闘莉王からの落としに抜け出したが?
「どちらかというと足元でもらってスペースをつくるタイプだけど、ああいうところで裏を取るのは自分にとっても自信になる。駆け引きもしていたし、点を取るならああいう形が今日はベストかなと思っていた。闘莉王からいいボールが来た」
―カズダンスも見せた。
「ちょっと迷ったけど、暗くなってはいけないのかなと。ゴールも、ゴールしたときのカズダンスも、期待されているのは分かっていた。日本中を明るくできたらいいなと微力ながら思っていたので、やらせてもらいました」
―関口も「カズさんのゴールで日本中が勇気をもらったと思う」と話していた。
「今回の合宿で関口や梁と話して、落ち込んでいるというか、責任を感じている様子だった。その中でも、みんなで協力して助け合おうと向こうから言われた。テレビを見ていても、むしろ被災された方に自分が勇気をもらうことが多い。暗くならないでくれ、自分たちは明るくやっているから明るくいてくれと。だから自分たちが元気にやらないといけないと思っていた」
―今後も支援活動は続けていく?
「僕らはサッカーで役割を果たして、メッセージを送り続けることが大事だと思う。こういう災害があって、さらにその気持ちが強くなった。みんなやらないといけないと思っている。試合が終わったら敵味方関係なくグラウンドを一周できて、素晴らしい瞬間だった。僕自身がいろんな方から勇気をもらっている。これがスタートというか、今日をスタートにこれからもずっと続けていかないといけない」

●FW佐藤寿人(広島)
「みんなで乗り越えていこうという今までにない空気を味わった。まだまだ明るい状況ではないけど、前を向いて進んでいかないといけないと今日感じることができた。みんなが支え合って、サッカーでも一つになっていけるんだなと感じた」

●FW大久保嘉人(神戸)
「公式戦ではないし、戦術とかは関係ない。こういう試合を東北の人たちが見ているということが一番大事」
―勇気を与えられたと思う?
「どうだったかは分からない。それは向こうの人が感じ取ることだし、僕らは全力でプレーするだけだった」

●FW原口元気(浦和)
―試合を終えて。
「楽しかった。このメンバーとできるんだと思って、とても楽しかったです」
―ワンツーから決定機をつくったが?
「関口君が決めてくれればアシストになったんですけどね。でもイメージ通りのプレーが何回かできたので気持ちよかったです」
―その後はボランチになったが?
「人生でボランチはやったことないから戸惑いました。でも、闘莉王さんが後ろから声をかけてくれて、それで戸惑いながらも何とかできたかなと。やっぱりああいうときは頼りになるなあと思いました」
―カズのゴールは?
「スターは本当に点を取っちゃうんだなと思いました」
―サッカーの力を見せることができた?
「試合を終わって、スタジアムで一周回ったとき、たくさんの人が喜んでくれたし、みんな笑顔になってくれたので、それだけでもサッカーの力は本当にすごいと思った。テレビを見てくれた人も喜んでくれたと思います」

●FWハーフナー・マイク(甲府)
「チャリティーマッチに出て、被災者に届くものがあれば良かったと思います。やはりスポーツ選手は影響力を持っていると思う。人々が集まってくれる。東北の皆さんが元気になれるように、今後もしっかりと(募金などの)活動をしていきたい」
―試合で意識したことは?
「特に意識はしていなかったですが、カズさんと一緒にプレーしていたのでカズさんに点を取らせようということを考えてやっていました。今日の僕の仕事はそれかなと思って。チームで言われたわけではないですが、個人個人がそう思っていたのではないかと思います。やはり、盛り上がるし、盛り上がることがこの試合の目的でもあった。カズさんがゴールを決めてくれて盛り上がって良かったと思う」
―その時間帯は2トップでしたか?
「そうです。4-4-2です」
―ザッケローニ監督へのアピールとしては?
「チャリティーマッチだったし、1日しかやっていないですから。個人的なプレーというより、今日はチャリティーマッチだったので、そういう思いはないです」

●MF小笠原満男(鹿島)
―試合を振り返って。
「いろいろな声はあったと思うけど、やってみて、やれてよかったと思う。楽しみにしてくれた人もいたし、これだけ多くの人が集まって、ここだけでもこんなにサッカーが見たいという人もいた。サッカーを通して伝わったものもあると思うのでやれてよかった。無我夢中でプレーして、個人的にミスばかりしてしまったけど、周りが助けてくれた。やっぱりサッカーは助け合いなんだなと思った。こういうときにみんな助け合っているけど、サッカーも助け合いだと思った」
―被災地へ何かを伝えられる機会でしたが。
「ミスばっかりでふがいなかったけど、周りが助けてくれたし、みんなが助け合えば被災地も復興できると思う。これからも助け合いながらやっていきたい」
―サッカーの力をあらためて感じた?
「これだけの人が集まって、これだけの応援をしてくれて、ここだけでもこんなにサッカーを楽しみにしてくれた人がいたので、全国にはもっといると思うし、被災地でもいると思う。そういう人たちに喜んでもらえるような試合をこれからもしていければ」
―大東チェアマンが被災地のサッカー復興のためにも、選手の声を聞きたいと話していた。
「協力してくれると言ってくれたし、サッカー協会の小倉さんも協力してくれると言ってくれた。自分も何かしらの協力をしていきたいし、いろんなところと話し合いながら協力していきたい。やれることはいっぱいあると思うので、今だけで終わらせないようにしたい。時間がかかることだと思うので、長期的にその都度その都度、必要なものも変わってくると思うし、いろいろ考えながらやっていきたい」
―チームメイトにも呼びかけたと思うが。
「みんな協力するから何でも言ってと言ってくれた。これがスタート? 1回だけじゃ厳しいし、長期的に被災地の方でもやっていきたい。一概にどこでとは言えないけど、何かやってもいいと思うし、つめていかないといけない問題もあるので、いろんな人と話し合いながら、一番いい方向を探していきたい」

●MF梁勇基(仙台)
―サポーターが多数詰め掛けた。仙台の人もいたようだが。
「ベガルタのユニフォームを着た人たちを、スタンドを周りながら見ることができました。そういう大変な時期に、ここまで応援に駆けつけてもらえたのは、本当にありがたい。逆に、もっと頑張らなアカンな、という気持ちになりました」
―練習ができていなかったが、どんな思いでプレーを?
「コンディションが良くないことは自分でも分かっていた。でも、自分のベストを尽くして後悔のないように出し切ろうと思った。地震のあと、すぐに(出身の)大阪に帰ってきた。毎日テレビで仙台や東北の様子を見ていた。何もできない歯がゆさがあった。こういう機会をいただいたので、東北の方に少しでも力を送れたらいいなと思っていた。(知人からのメールや電話で)自分が試合に出ることで、東北の人も喜んでくれると言われた。一人でも喜んでくれる人がいるならと」
―メンバーが豪華でしたね。
「もう二度と、一緒にできないようなメンバーとやれた。それは良かったです」
―今後の支援活動などは?
「仙台は好きな街。これからもできることをやっていきたい。Jリーグを盛り上げて、東北のみなさんにパワーを送りたいです」

●MF関口訓充(仙台)
―途中出場でした。その中で、惜しいシュートシーンもあった。
「できれば決めたかったですね。時間は、自分のコンディションを考えても、あれくらいが一番いい時間だったかなと。出場時間というよりは、見てる人が少しでも感じ取ってくれたらうれしいと思っていた。一生懸命やる姿勢を見せられたのですごく良かったです」
―カズがゴールを決めた。
「自分が決めていたら、カズさんのゴールで同点となって、もっと盛り上がったと思う。カズさんの得点感覚はさすがだなと思った。試合中でも、カズさんはみんなに声をかけていた。追いつこうと。先頭になって声をかけていた。それがベテランなんだなと、あらためて感じた」
―どんなプレーを心掛けた?
「とりあえず仕掛けたいと思った。中盤でボールをつないで、前に持っていけたらと思った。押し込めた時間もあったので、個人的なプレーには多少のイージーミスがあったけど、納得しています」
―被災地に思いを訴えることはできましたか?
「試合前からベガルタコールがあって胸に響いていた。今日の試合では、まだ被災地の人たちのためになれたのか実感はないが、仙台に帰って被災地の人たちの声を聞いて実感できるのかもしれないです」
―少年たちの支援を小笠原らが訴えているが?
「子供たちに夢をずっと持ち続けてほしいと思うし、一人でも多くの子供たちにそういう場とかを提供できたら、自分個人としてもうれしいですし、子供たちが元気になってくれることで、県民や被災した地域が盛り上がってくれたらなと。しっかり子供たちに夢を持ってもらえるようなことを僕らもやっていきたいなという思いはあります」
―J再開後も、いろんな思いを背負ってプレーすることになると思うが?
「ほんとピッチに立つときは、宮城県民、東北の被災地の人たちの分まで頑張ろうという気持ちでピッチに立ちたい。そういう人たちの分の気持ちも表現できたらいいなと思う。スポーツ界がしっかり宮城県を盛り上げていくことで、勇気や元気を与えられると思う。地域も活気が出てくると思う」
―代表との試合はどうでした?
「一人ひとりが個人がしっかりとしていて、うまいなと思いましたが、決して通用しないとも思わなかったので、日本代表に呼ばれるようにやっていきたい」

●MF小野伸二(清水)
「最終的にカズさんがああやってゴールして、試合自体は本当に盛り上がったと思う。負けたことは本当に悔しいけど、たくさんの人がエネルギーをもらって、少しの時間でも震災のことを忘れられたらいいなと思ってやっていました」
―Jリーグ選抜はコンディションが難しかった?
「動いていない選手もたくさんいたし、突然2、3日練習した選手もいた。チームとしても昨日1日練習しただけで、組織的なものが崩れてしまった部分があると思います。とはいっても、久々のビッグゲームでたくさんの人が集まってくれたことがうれしかったですし、そういうパワーが東北に伝わっていけばいいと思います」
―日本代表の印象は?
「本当に組織的に機能していた。うちも組織的に機能すれば違ったと思いますね」
―試合後、カズさんとは話をした?
「44歳には見えないですねと言いました。カズさんは笑っていましたね」
―コンディションがイーブンなら互角にやれたのでは?
「それはやってみないと分からないですけど、大切なのは今持っている自分たちの力を出すことでした。結果は悔しい部分もありますけどね。今後、やらないといけないことはまだまだある。そういった中で被災地の人を勇気づけること。僕たちのできる、このサッカーというスポーツで、みんなに勇気や元気を与えられるように頑張りたいです」
―サッカーの力をあらためて感じた?
「僕たちもそうだけど、観客も感じたのではないか。海外でプレーする選手が、国際Aマッチじゃない中、シーズン中なのに来るということで、サッカーの与える影響力は強いと思います。日本は今、注目されている。1日でも早く復興につながるように、自分たちもできる限りのことをやっていければと思います」

●MF中村俊輔(横浜FM)
「こういう時期に、サッカー自体をするのをどうかと言う人もいるかもしれないけど、欧州は僕がいたときは(チャリティーマッチを)いち早くやっていた。歌手の人とかも、チャリティーをやっている。僕はこういうのに賛成。集ったお金で、サッカーで支援できたらいいなという気持ちでやっていた。あとは募金活動とか、自分で出すのもそうだし、サッカーというよりも、そういうことで支援したい気持ちで参加しました」
―プレーで魅せた。
「ほんとは前の方でプレーして、カズさんにアシストするとかしたかったけど、集ったメンバーでやってたからね」
―カズがゴールを決めた。
「やっぱり一番、そういう気持ちがあるから、ああいうプレーになると思う。そういうところにボールが転がったり、仲間もそういうところに出したりする。プレーが素晴らしいというより、人間性があるからそうなる。ロッカールームだったり、ごはん食べるときだったり、一つ一つの行動や言動が素晴らしい。周りにどんどん話しかけたりね。ミーティングをちょっと開いて、今は義援金は赤十字とかを通じてやってるけど、そのうち、そういうお金をサッカーにと。サッカーで(慈善活動を)やってサッカーにつなげようと。選手会を通じてやっていこうと話していた。競技場だったり、グラウンドを確保をしたり、ボールを送ったり、そういうことをやったりするから、クラブにもどったときに、そういう話が(選手会から正式に)来たらよろしくお願いしますと言っていた。満男とも、ご飯を食べたときに話したけど、向こうの、報道ではなかなか伝わらないことを聞いた。余計にそういうことをしないといけないと思った」

●MF中村憲剛(川崎F)
―カズのあきらめない姿勢がゴールにつながった。
「僕たちがそういういいところを引き継いでいければ。カズさんがまだまだ先頭を走ってくれているので、いいところを吸収したい。味方チームとしてもそうだけど、テレビでの発言とかもそう。感じることがいっぱいある。みんなが学ぶべきところだと思う」
―J選抜全体があきらめない姿勢を見せたと思うが。
「ほんとにそれは意識していた。みんなモチベーションも高かったし、そういうのがカズさんのゴールにつながった。後半、0-2で負けていて、何とかしたい気持ちがあった。それがつながった。(被災地の人へ)届いてくれればいいなと思う」
―前半かなり積極的にプレスをかけていた。それは被災者への思いがこもっていた?
「やっぱり(招集された)人数も多いし、自分は半分でもいいと思って、最初から全力でやった。いつも自分がやっているプレーを出そうと。逆にそれしか僕はできないので、実直にやるしかないと。いつもと違うことをやっても、そういうときはうまくいかない。自分一人で何かができるわけではないから。見てくれる人が気づいてくれたらいいですね」
―川崎Fは再開後のJで仙台と対戦するが。関口らと話はした?
「話はしましたけど、向こうはまだ落ち着いてないので。ここで終わって帰ってから始まると言っていた。逆に相手が仙台と決まってから、チームとして中途半端なプレーは許されないし、この1ヵ月を大事に過ごそうと相馬監督も話していた。そういう風に準備しているよというのは、梁や関口に話した。ただ、ピッチの上では勝ち負けが付くし、僕らも勝ちにいくのは変わらない。逆にそうしないと失礼だから。ほんと仙台がいい準備ができるように、直接的にはできないけど、間接的に何かできればいいと思っている。こういうときこそ、みんなで、マスコミの方も含めて頑張っていくときだなと思う。それを今日の試合で感じた」

●DF新井場徹(鹿島)
―内田とマッチアップだった。
「元々チームメイトで、お互い意識しているところがあったと思う。対面する相手に負けてはいけないというのはあるが、正直、特別に意識することはあった。もちろん、それ以外にチームとチームの戦いでもあった」
―G大阪で練習していたようだが?
「やはり、自分たちだけでやってコンディションを上げるのには限度があるし、対人練習ができなかった。(試合では)ちょっとミスが多く、情けないことが多かったですけど、90分やりきって良かったです。勝てなかったですが、この試合の意義は大きいものがあったのではないかとい思います。」
―コンディションさえ良ければ、というのは?
「コンディションは出ている限り言い訳にできないし、したくないですね。でも十分いい試合はできたと思います。選手、サポーター、スタッフも含めてみんなが一つになった。そういう雰囲気が非常に出ていたスタジアム、試合になっていた。そういう試合に参加できて光栄です」
―小笠原選手の今日のプレーをどう感じましたか?
「大阪に入ってすぐ一緒にご飯を食べて、被災地の現状を聞きました。今回、あいつが一番先頭に立って、復興に向かって行こうとしている。そういう強い気持ちがプレーに出ていたと思います」
―今後は?
「自分たちでやれることはアントラーズで話し合って広がっていけばいいと思う。サッカー界だけじゃなく、スポーツ界に広がっていけばいい。何より継続することが大事。今日のチャリティーマッチだけじゃなく、募金活動して終わりじゃなく、継続してやれることが大事です。長いスパンでやらないと。1ヵ月で復興できるわけじゃないですから」
―今、感じていることは?
「アントラーズはまたサッカーをさせてもらえる。それが幸せ。当たり前に思っていることをしっかり噛み締めてやっていかないといけないと思う」

●DF駒野友一(磐田)
「サッカーができる喜びをこれからも感じてやっていきたい。Jリーグの再開も決まったし、それに向けてしっかりやっていきたい。被災地のサッカー少年は、いろんな環境でサッカーができないこともあると思う。僕らがサッカーをしている姿を見せることで、またサッカーをやりたい気持ちになってくれたらうれしいです」
―どんな思いでプレーした?
「今まで、その日(震災の起きた日)からいろいろ考えることもあった。サッカーをするような感じじゃないと思ったけど、試合をきっかけに被災地の人々にいろいろできたらいいと思います。やっぱり自分たちがピッチでサッカーができるのは、サポーターがいるから。いろんな形で今も支援しようとしているし、これからも何かしらでやれることをやっていきたい」

●DF茂庭照幸(C大阪)
―どんなプレーを心掛けた?
「俺は全力でもちろんやったし、相手も全力で来てくれたと思うし、個人的な手応えはあるし、ここでやって、これだけで終わらず、もっとやりたいという思いはある。それが結果、人のためになるというのは分かったので」
―親戚が被災しているが。
「親族に俺が頑張っている姿を見てほしいと思っていて、きっとみんなも俺がサッカーをする姿を見るのが好きだと思うので、こういう試合に出られて本当によかった。正直、亡くなった人もいるので」

●GK楢崎正剛(名古屋)
「試合をやる意味を僕らも感じながらやっていたし、代表チームと敵、味方に分かれているけど、(試合前に)一緒に写真におさまって、最後は一緒にスタジアムを一周できた。日本がまとまっている姿を見せられたと思う。サッカーはサッカーで、何か助けになりたいと思っていた。アクションを起こせたのはよかった」

(取材・文 西山紘平、近藤安弘、矢内由美子)

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