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鹿島が保育所などを訪問。小笠原も駆け付け、内田のメッセージシャツを披露

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 鹿島アントラーズのMF小笠原満男が30日、茨城・鉾田市第一保育所を訪れ、被災した園児たちとサッカーをするなど交流した。鹿島は水戸と協力して“いばらき復興のためにできること”として「WITH HOPEプロジェクト」を立ち上げ、この日は約20選手が分担して県内の3カ所の避難所・保育所を訪問したが、日本代表との慈善試合から一夜明け、小笠原も大阪から駆け付けた。

 この保育所は42人の子供たちが通っており、31日の日刊スポーツによると、園内は液状化現象が見られたという。小笠原はともに訪れたチームメイトとともに園児らとボール蹴るなど、子供たちを少しでも喜ばせようと努めた。また、前鹿島のDF内田篤人(シャルケ04)から受け取ったメッセージシャツを子供に着せるなどして励ましたという。

 小笠原は「東北だけじゃなく、茨城も被災地。何か貢献したいと思っていた。子どもたちの笑顔が見られて楽しかった」と話している。小笠原は被災地支援に熱心ですでに避難所慰問や物資の送付を行っているが、状況が落ち着いてくれば「また少年たちにサッカーを始めてもらいたい」と子供たちの支援に力を入れていく方針。今後も様々な方法で子供たちを元気づける。

(文 近藤安弘)

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