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長友は両SBでフル出場も…インテルは痛恨の敗戦で6連覇は絶望的に

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 セリエA第33節が16日、各地で行われ、DF長友佑都の所属するインテルは敵地でパルマに0-2で敗れた。長友は公式戦3試合連続の先発出場を果たし、前半は右SB、後半は左SBでプレー。立ち上がりから積極的な攻撃参加を見せたが、決定機を演出することはできず、逆転優勝を狙うチームも痛恨の敗戦を喫した。この日、首位・ミランがサンプドリアに3-0で勝ったため、残り5試合で勝ち点差は8に開き、6連覇は絶望的となった。

 欧州CL準々決勝敗退から中2日。リーグ戦に気持ちを切り替え、首位・ミランを追うべく必勝を期した一戦は、残留を争うパルマに完敗を喫した。前半23分、MFスタンコビッチの直接FKはクロスバーを直撃。運にも見放され、同35分にはMFジョビンコに先制点を許した。

 インテルは後半開始からMFスナイデルを投入。後半15分には長友のオーバーラップからボールをつなぎ、最後はスナイデルが左足で狙ったが、ゴール右へ。同23分、長友の横パスを受けたスタンコビッチのミドルシュートも枠を捉えられず、同40分にはFWアマウリに決定的な2失点目を決められた。

 欧州CL敗退に続き、スクデット獲得も絶望的となったインテル。19日にはイタリア杯準決勝第1戦・ローマ戦を控えるが、レオナルド監督の去就問題がさらに過熱するのは避けられそうにない。

[写真]DF長友佑都は前半は右SB、後半は左SBでプレー

(文 西山紘平)

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