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南米選手権に大学生参加も

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 海外組主体のメンバーで日本代表が出場する予定の南米選手権(7月、アルゼンチン)において、日本サッカー協会が大学生を代表候補としてリストアップしたことが明らかになった。

 19日のスポーツニッポンによると、流通経済大のU-22日本代表MF山村和也(4年=国見高)と同DF比嘉祐介(4年=流通経済大柏高)に水面下で打診済みだという。ともに昨年の第16回アジア競技大会優勝メンバーで、山村は現U-22日本代表で主将を務める大型ボランチ。CBとしても高い能力を発揮する。また比嘉はJ数クラブが注目する攻撃的SBだ。

 東日本大震災の影響で延期となったJリーグの5試合が7月に組み込まれ、また欧州各クラブはシーズン直前の調整の時期に当たるために招集が難航。そこで大学サッカー界の逸材に視線が向けられた模様だ。
 7月には夏の大学日本一を争う総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントが開催されるが流通経済大の中野監督は「もし(南米選手権出場という)そういうチャンスがあれば招集を拒否する理由はありません」と明言したとのこと。山村も「行けるなら行きたいです」と前向きなようだ。

(文 吉田太郎)

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