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[国王杯]Cロナウド弾!!レアルが18年ぶり18度目の優勝果たす

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 スペイン国王杯は20日、バレンシアの本拠地メスタージャでバルセロナ対R・マドリーの決勝戦が行われ、延長戦の死闘の末にR・マドリーがFWクリスティアーノ・ロナウドの決勝点で1-0の勝利を収め、92-93シーズン以来18年ぶり18度目の優勝を果たした。

 クラシコ4連戦の第2戦として迎えたこの一戦、試合は前半11分にR・マドリーが最初の決定的場面を迎える。C・ロナウドのシュートは、負傷で欠場となったCBカルレス・プジョルの代わりにこの日CBを務めたバルセロナDFハビエル・マスチェラーノがギリギリのところで防いだ。

 さらに前半43分にはこの日ボランチに入ったペペがポスト直撃のヘディングシュートを放ち、バルセロナを大いに慌てさせている。

 後半に入るとバルセロナが主導権を握る。同6分にFWペドロ・ロドリゲスがチーム最初のシュートを放つと、28分には再び同選手がシュートを放ってがネットを揺らすも、オフサイドの判定でノーゴールとなった。

 さらに攻勢を強めるバルセロナだが、FWリオネル・メッシ、MFアンドレス・イニエスタらが放った際どいシュートはR・マドリーGKイケル・カシージャスが再三の好セーブで防ぎ、均衡が破られないまま勝負は延長戦へと委ねられた。

 そして迎えた延長前半12分、R・マドリーはSBマルセロが敵陣でボールを奪うと、パスを受けたMFアンヘル・ディ・マリアがゴール前にクロス。C・ロナウドが王者を決めるのにふさわしい打点の高いヘディングでネットを揺らし、チームに久々の国王杯のタイトルをもたらしている。

[写真]歓喜に沸くR・マドリー

(文 宝田雅樹)

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