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首位通過めざす鹿島、指揮官「勝つことに集中している」

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 4年連続のACLグループリーグ突破の決まっているH組2位の鹿島アントラーズは、あす10日に首位通過をかけて、東京・国立競技場で既に敗退が決まっているシドニーFC(豪州)と戦う。

 現在、H組は勝ち点9で鹿島と並ぶ水原三星(韓国)が得失点差1(水原+6、鹿島+5)で上回り、首位に立っている。鹿島が首位を奪うためには、シドニー戦での勝利と大量得点が必要となる。水原の試合は、鹿島の試合の後に行われるため、先に行われる試合で大勝し、プレッシャーをかけたいところだ。

 クラブによるとオズワルド・オリヴェイラ監督は「明日の試合は何が起こるか分からないので、戦ってみて結果がどうなるか分かると思う。シドニーは予選リーグ敗退が決まっているので、失うものは何もないし、余計なプレッシャーもないので自由にプレーが出来ると思う。ラウンド16の事よりも明日は厳しい試合になるので勝つ事に集中している」と話した。

 同日にACLの最終節を戦うG組のC大阪は、週末にリーグ戦を戦っていたため、12日間で4試合を戦う過密日程を強いられているが、幸い鹿島は直近のリーグ戦がなく、3日のACL・シドニー戦から、あす10日まで十分な休養を取れた形となった。MF青木剛は「コンディションに問題もないので、アントラーズにとって良い結果になるように全力で戦いたい。シドニーの危険な選手に起点を作らせないようにしたいと思う。まだ出場するメンバーはわからないが、出場した選手の特長を活かしてプレーができると思う」とコンディションは万全な状態であることを強調し、好ゲームを誓った。

(文 片岡涼)
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