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マジョルカ、家長の南米選手権出場容認へ

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 スペイン1部のマジョルカが、所属する日本代表MF家長昭博の南米選手権(7月、アルゼンチン)出場を認めることが決定的になった、と10日の日刊スポーツが報じている。

 同紙によると、日本協会関係者が9日に「既に南米連盟やアルゼンチン協会からのレターがマジョルカに届いている。非常に前向きな反応だ」と明言した模様。今回の南米選手権に関しては招待参加の日本に海外組招集の拘束力がなく、DF内田篤人のシャルケ04やMF香川真司のドルトムントなどドイツを中心に招集に難色を示すクラブが多く、交渉は困難を極めている。だが、マジョルカの広報担当者は、「南米連盟などのレターは届いた。日本からの正式レターが届き次第(招集の許可を)発表する」と語っている模様。日本代表が南米選手権に出場するためには海外組15名の招集が条件となっており、その中で日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が第1候補に選考したという海外組メンバー15名招集は依然厳しい情勢だが、家長の参加が決定的となったことで大会出場へ向けて一歩前進できそうだ。

(文 吉田太郎)

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