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U-22永井の相棒は大迫?大津?それとも…

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Text alert@豊田
 ロンドン五輪アジア2次予選クウェート戦は、初戦ホーム、2試合目がアウェイ。大量点の欲しいホームでの初戦に向けて、U-22日本代表の関塚隆監督は17日、今まで主流で使っていた4-2-3-1システムではなく、4-4-2で紅白戦を行った。

 2トップの主軸であるアジア大会得点王永井謙佑(名古屋)と組んだのは1本目が大迫勇也(鹿島)、2本目は大津祐樹(柏)だった。

 「やりながら、ですね」
 永井が首をかしげながら言った。抜群のスピードを持ち、裏に抜けてはチャンスを作るスピードスターは、最高の相方が誰であるかを探っている様子だ。ポストプレーもこなせる大迫とのコンビはしっくりくるイメージがあるが、息が合うまでにはもう少し時間が必要。サイドアタッカータイプでドリブルが得意な大津との場合は、距離が近ければ二人のコンビネーションが生きるが、キープする役割をどちらが担うのかがあいまいになる。

 「前回(4月)の練習試合では点が入らなかったので、今回は点を入れることが大事。二人とはやったことがあるので、どういうボールがいいのかを詰めていくだけです」

 クウェートとの本番では194センチメートルの長身FW指宿洋史(CEサバデヨルFC、スペイン)の招集も考えられるが、現時点では未知。永井は「あすの練習試合ではしっかりゴールを決めて攻撃のパターンを確かめたい」と意欲を燃やしていた。
(取材・文 矢内由美子)

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