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湘南はルーキー&ベテランのゴールで草津に勝利

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[5.29 J2第14節 湘南2-0草津 平塚]

 湘南ベルマーレはホームでザスパ草津に2-0で勝利した。敗れた草津はF東京戦(2-1)、富山戦(3-2)と快進撃を続けていたが連勝は2でストップ。4戦ぶりの無失点で敗戦を喫した。

 序盤から果敢に仕掛けた湘南が先制した。前半39分、右クロスからファーサイドのFW高山薫がシュートを狙うがDFに奪われ、一旦は相手ボールになってしまう。しかし、MFハン・グギョンが果敢なプレスで奪い返すと、これを拾ったMF永木亮太が右足を一閃。ゴールまで約30mの距離から狙ったシュートはゴールネットへ吸い込まれ、先制点が決まった。大卒ルーキー永木の今季2点目となるゴールで湘南は勢いづいた。

 後半9分にはMFアジエルが右サイドからシュート。GKがこぼしたボールにMF坂本紘司がつめて、ダメを押す2点目を決めた。4月23日の札幌戦(1-0)以来となる今季2ゴール目で32歳のベテランが試合を決め、湘南が2-0で勝利した。

 試合後、クラブによると永木は「先制でき、後半いい時間に追加点が取れて0で抑えることができてよかった。雨が降っていたのでミドルシュートを積極的に打っていこうと思っていました。いい時間帯に得点に繋がったのでよかった」とゴールを喜んだ。また坂本は「追加点がとれてよかったで終わらせるのではなくて、J1ならもっと狙っていかなければいけないと思うし、もっと他のチャンスで決めきる力をつけなければいけないと思っています」と勝って兜の緒を締めた。

 開幕戦では岡山に5-0で快勝したが、その後は攻撃陣がなかなか結果を残すことができず。ここ5試合で3得点しか決めることができていなかった。1試合で2得点以上決めたのは開幕戦以来の結果となる。この勝利をきっかけに、さらなる上位浮上を果たしたい。

(文 片岡涼)

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