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先発デビューもハーフタイムに交代、西「もう少しやりたかった」

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[6.1 キリン杯 日本0-0ペルー 東北電ス]

 ほろ苦い代表デビューとなった。A代表初選出のMF西大伍(鹿島)が国際Aマッチ初出場初先発。3-4-3の右サイドハーフに入ったが、見せ場をつくれず、ハーフタイムに交代した。

 DF内田篤人が負傷を抱えていたため、めぐってきた先発デビュー。持ち味の攻撃力を発揮したかったが、ペルーの左FWに対するマークに追われ、ポジションがずるずると下がってしまった。

「後ろになかなか任せられなくて、ポジションが後ろになった。相手が3トップで、少し戸惑いはあった」。右ストッパーのDF栗原勇蔵とマークの受け渡しがうまくいかず、逆サイドの安田理大を含め、5バック気味になる時間が多かった。

「5バックにならないようにやりたいと考えていたけど……。(両サイドハーフの)どっちかが押し上げることができればよかった。栗原との関係? そこらへんのコミュニケーション、コンビネーションをもっとやっていかないといけない」

 結局、ハーフタイムに交代。後半は4-2-3-1に変更したが、本職の右SBでアピールすることはできなかった。「最後の方は慣れてきたところもあった。もう少しやりたかった」。昨季所属していた新潟の本拠地で記した第一歩。消化不良に終わった悔しさを次につなげるしかない。

[写真]先発メンバーに名を連ねた西

(取材・文 西山紘平)

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