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F東京と愛媛は1-1ドロー、田邉の2戦連発弾&石川が158日ぶり復帰もF東京は勝てず

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[6.5 J2第15節 F東京1-1愛媛 駒沢]

 FC東京愛媛FCの一戦は1-1のドローに終わった。F東京はMF田邉草民が2戦連続となるゴールを決めたが逃げ切れず、またしても今季初の連勝を逃した。一方、愛媛の連勝は2でストップした。

 前半17分、愛媛のMF渡邊一仁のパスをカットしたMF高橋秀人が左サイドに走りこんだ田邉に浮き球のパス。これを左足ボレーでゴールネットに突き刺し、F東京が先制する。前節の京都戦(4-1)でも2得点を決めた田邉のゴールで勢いにのりたいところだったが、後半に同点に追いつかれてしまった。

 後半18分、ロングボールに抜け出したFWジョジマールがPA内へ仕掛ける。DFがカットするも、こぼれを拾ったMF石井謙伍がGKの位置を見て、左足で技ありのループシュート。これが決まり、試合を振り出しに戻された。

 なんとかリードを取り戻そうと、後半19分には左膝痛で離脱していたMF石川直宏を投入。昨年の12月29日の天皇杯・鹿島戦(1-2)以来、実に158日ぶりとなる公式戦復帰を果たすと、果敢にゴールへ向かったが、ゴールは遠く、1-1のまま勝ち点1を分け合った。

 1年でのJ1復帰をめざすF東京だが、攻守が噛み合わずに勝ちきることができていない。攻撃陣はここ4戦連続で先制点を決めているが、守備陣がその頑張りに応えることができず、結果、1勝2分1敗。日本代表DF今野泰幸が戻ってくる次節・熊本戦では攻守ともに奮闘をみせ、5試合ぶりの完封勝利といきたいところだ。

(文 片岡涼)

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