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クロアチア強豪が日本代表DFの獲得に乗り出す

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 クロアチア紙SLOBODNA DALMACIJAのweb版は24日、クロアチアの強豪ハイデュク・スプリトが、鹿島アントラーズの日本代表DF伊野波雅彦の獲得に動いていると報じた。チームは右SBの人材を探しているが、アジア杯準々決勝カタール戦で右SBを務めて決勝弾を決めた能力、また守備的なポジションならどこでもこなせる器用さに着目したという。報道によると、近く施設見学に伊野波が訪れる可能性があるとしている。

 伊野波は現在CBだが、アジア杯で見せたSBのほか、F東京時代にはボランチでも出場しており、複数のポジションをそつなくこなすことができる。複数の関係者の話では、すでに正式オファーに発展している模様で、今後の交渉次第では移籍がまとまる可能性もあるようだ。伊野波と鹿島の契約は今季終了まで残っているが、移籍となった場合の違約金は決して高額なものではなく、ハイデュク側も違約金を用意する方針という。

 ハイデュク側は日本人選手の加入によるジャパンマネー獲得も視野に入れているようだが、日本代表でも主力になりつつある伊野波なら、実力面でもチームにプラスとなる可能性は十分。2014年のブラジルW杯に向けてさらなる成長が期待されるディフェンダーだが、果たして戦いの場を欧州の地に移すのか。今後の動向が注目される。


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