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U-22代表、香川や宮市ら欧州組の招集は五輪本番まで見送り

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 ロンドン五輪出場をめざすU-22日本代表がアジア最終予選も国内組で臨むことがわかったと26日付のスポーツニッポンが報じている。日本サッカー協会の原技術委員長が「国際Aマッチデーではなく招集の強制力がないので、最終予選でも欧州組は呼べない」と話したという。既に同代表を率いる関塚隆監督にも通達しており、了承済み。強力な戦力と考えられていた日本代表MF香川真司(ドルトムント)やFW宮市亮(フェイエノールト)の招集は五輪本番まで見送られることになった。

 現有戦力の向上とともに、今後は各Jクラブや大学サッカー界からの新戦力にも注目。同紙によると、既に昨年のU-21代表に招集歴がある明治大のDF丸山祐市(4年=國學院久我山高)やMF金崎夢生(名古屋)、MF山田直輝(浦和)はリストアップされているという。今後は9月に最終予選が始まるが、その前哨戦として8月10日に札幌ドームで国際親善試合が計画されている。そこでどのような選手が招集されるのか、注目が集まりそうだ。

(文 片岡涼)

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