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高木善がオランダで記者会見、背番号は18に決定!!公式TVでは異例の特集も

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 ユトレヒト(オランダ)入団の決定したMF高木善朗が現地時間26日にオランダに到着した。午前中には新加入記者会見を行い、午後にはクラブのファン感謝イベントに参加した。本人が「愛着ある番号になれば」と話していた背番号は東京V時代の8番から変わり、18番に決定した。

 ユトレヒトによると記者会見で高木は「すぐにオランダに慣れることができると思う。話すことが好きなので、オランダ語を勉強していきたい。以前に練習参加した際の雰囲気が良かった。街もとてもきれいだと思う」と話したという。またテクニカルディレクターを務めるボーイ氏は「彼がすぐにトップチームで活躍することを期待するのは非現実的。我々は彼にオランダに適応する時間を与える必要がある」と18歳MFの初の欧州挑戦を温かく支えていくことを明言した。
 
 また、クラブの公式サイトでは大々的に高木の加入を取り上げている。公式チャンネルのユトレヒトTVでは高木が空港に降り立つ場面からボーイ氏と合流するまでを音楽に乗せて、ドラマ仕立てで演出。異例の番組構成となっており、高木への期待度や注目度の高さを物語っている。

 同TVで高木は「(フライトは)長かったですけど、よく寝れました」と話し、オランダ挑戦へ向けては「やっぱり自分より体が強い選手がいるので、そういう部分は苦労するのかなと思いますけど楽しみです」と語った。そして、なぜか空港のターンテーブル前でユニフォームを手渡され、その場で着用。東京Vの緑色のユニフォームではなく、赤と白を基調としたユトレヒトのユニフォームに袖を通した。異例づくめのスタートとなったが、日本とオランダの多くの人からの期待を背に、高木がオランダで一歩を踏み出した。


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