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[女子W杯]ベスト4進出を懸けてドイツ戦!!指揮官「チャレンジャーのつもりで戦いたい」

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 女子W杯ドイツ大会を戦う日本女子代表は、現地時間9日に準々決勝を迎え、地元・ドイツ女子代表と戦う。3連覇を目指すドイツに勝利すれば、史上初のW杯ベスト4入り達成となるだけに、なんとしてでも勝利がほしいところだ。

 決戦を翌日に控えた8日には前日会見が行われ、日本サッカー協会によると佐々木則夫監督は「ベスト4を目指してやってきているが、ドイツに対してはチャレンジャー。胸を借りて、今までやってきたサッカーをやりたい」とコメント。過去8戦勝ち無し(1分7敗)の相手への挑戦となる一戦であると話した。

今大会初の敗戦となったイングランド戦からの試合となるが、指揮官は「イングランドに負けたことは、非常にいい反省材料になった。みんな準々決勝に切り替えて、前向きに準備している」と問題はないことをアピール。「いまさら特別なことはできない。いままでやってきた攻守にしっかりとアクションするサッカーをドイツ相手にもやるだけ。そこがポイントだと選手にも言うつもり」と意気込んだ。

 北京五輪ではベスト4に入ったが、これまでW杯の舞台では準決勝に進出したことはない。初の快挙達成へ向けて、MF澤穂希(INAC神戸)は「私たちはチャレンジャー、ドイツの方が勝たなくてはいけないというプレッシャーはあると思う。何万人という多くの観客の前で、ホスト国とやれるというのは、特別。こういう大舞台でサッカーができるのは、うれしいことだし、限られた人にしかできないこと。すごく楽しみで、今すぐにでも試合をしたい」と意気込みを語り、女子ブンデスリーガでプレーするFW永里優季(ポツダム)は「「ドイツでプレーしていて、ドイツで開催されているワールドカップでドイツと対戦することは、すべてが運命的な感じ。(優勝するためには)必ず倒さなければいけない相手なので、明日は自分たちに出来ることをやる」と力強いコメント。なでしこジャパンが完全アウェーのなか、女王を撃破し、歴史的快挙達成を目指す。

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