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共にドイツでプレーする安藤へ内田から祝福メールも

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 世界一に輝いたなでしこジャパンのFW安藤梢(デュイスブルク)が同じくドイツでプレーする日本代表DF内田篤人(シャルケ04)とのエピソードを明かした。

 安藤の所属先であるデュイスブルクと内田所属のシャルケ04の本拠地は近いため、食事に行ったり、互いの試合を応援に行くことがあるという。会話のなかでは「サッカーの話をしていても共感するところが多い。男女で、環境が全然違うのに共感できるところが多い」と安藤が話すように、サッカー選手同士として性別を越え、通じる部分が多くある。

 優勝が決まったあとも内田からメールで祝福を受けた。「かなり短いメールだったんですけど(笑)『すごい』とか『おめでとう』っていう内容でした」。大会中も何度かやり取りはあったようで「ラウルとマッサージしながら試合を見てたよとか、ラウルも見てたよと言ってくれて、すごく嬉しかった」と笑顔をみせた。

 今月23日にはドイツへ戻り、既に始動しているチームに合流。8月中旬から開幕する新シーズンに備える。「W杯や五輪など、大きな大会でFWとして出たのは初めてだった。すごくうれしかったし、ドイツに行った成果だと思う。点が取れなかったことが残念だったが、それも今後へのモチベーションにしていきたい」。今大会での経験を糧に、安藤はさらなる飛躍を誓った。

(取材・文 片岡涼)
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