日本代表FW森本貴幸が所属するノバラは13日、キエーボと45分間1本の練習試合を行った。4-3-1-2システムの2トップの一角として出場した森本は、全2得点を挙げる活躍。2-0の勝利に大きく貢献した。

　日韓戦から中2日、日本からイタリアへ戻ったばかりの過密日程だったが森本が躍動をみせた。前半16分、後方からのロングボールに抜け出すとPA内右からヘディングシュート。GKが弾いたこぼれに自ら詰め、左足ダイレクトでシュートを決めた。

　さらに前半20分、右サイドから味方が細やかなパス交換で崩しにかかると、最後はDFラインの裏の抜け出した森本が左足でシュート。鮮やかにゴールネットへ突き刺し、2点差にリードを広げた。そのまま試合は終了。ノバラが2-0で勝利した。

　前線から豊富な運動量で相手を追い回し、ボールを奪うと一気に駆け上がり、ショートカウンターから幾度もチャンスに絡んだ。今季加入したばかりだが、チームのスタイルに十分に馴染んだ様子をみせ、開幕戦へ向けて好調をアピールした。セリエAは27日に開幕戦を迎え、ノバラはパレルモと対戦する。

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