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北九州が土壇場でドローに持ち込む!!愛媛はU-22代表FW齋藤2発も勝利ならず

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[8.21 J2第25節 北九州2-2愛媛 本城]

 ギラヴァンツ北九州は2点を先取されるも、執念の追い上げを見せ、愛媛FCと2-2で引き分けた。後半45分にFWレオナルドが劇的な同点弾。勝ち点1を手にすると、6位をキープした。

 前半3分、23分と愛媛のU-22代表FW齋藤学に2点を決められ、追う展開となる。なかなかゴールが奪えずに時間は過ぎたが、後半に入ると再び試合は動き出した。負傷交代したFW長野聡に代わって、前半21分から出場したFW林祐征が奮闘。すると後半25分、DF関光博の右クロスにファーサイドで頭で合わせて、1点を返した。

 そして終了間際の45分、DF福井諒司のミドルシュートはGKに弾かれたが、こぼれを拾ったレオナルドが豪快に蹴りこんだ。「期待して試合に出してくれた監督に感謝したい」と思いのこもった一撃が決まり、同点に追いついた。逆転はできなかったものの、そのまま2-2のドロー。勝ち点1を分け合った。

 試合後のテレビインタビューで同点ゴールを決めたレオナルドは流暢な日本語で「勝利をつかむために必死にやっている。きょうの勝ち点1を次につなげたい」と前を向いた。

 一方、愛媛はU-22代表の齋藤が2点を決める活躍をみせたが、目前で勝利を逃した。前半3分、中盤での果敢なプレスから敵陣PA内でボールを奪うと、齋藤がドリブル突破。左サイドからPA内右へ流れるとGKを前に右足を振りぬき、先制点を奪った。

 さらに前半23分には、移籍加入後初先発のFW金信泳が左サイドへ走り込んだ齋藤へパス。ドリブルで一気に加速すると、PA内から左足シュートを決めた。齋藤の今季9点目で2-0と突き放した。しかしチームは後半に2失点。勝ちきることはできずに、試合はドローに終わった。

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