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三門「残念な気持ち」新潟悔い残る0-0ドロー

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[8・24 J1第23節 新潟0-0大宮 東北電ス]

 2連敗中のアルビレックス新潟黒崎久志監督が「中3日とコンディション的にもキツい状況でしたが、選手たちは8月最後のホームゲームを入りから守備の意識を高く持ってやってくれたと思います」(新潟公式サイトより)と評したように、選手たちはよく足を動かし、また最後まで走りきるサッカーを披露。6試合ぶりに先発したU-22日本代表CB鈴木大輔らディフェンス陣も背後を狙ってくる相手の攻撃を防ぎきって無失点で90分を終えた。それでも攻撃面での詰めが甘く、勝ち切ることができなかった。

 新潟は前半19分、左サイドを突いたFWブルーノ・ロペスの折り返しからFWアンデルソンが決定的な左足シュート。その後もロングフィードを多用しながら大宮守備陣を乱そうとする。後半27分には中央からドリブルで仕掛けたMF三門雄大が強烈な右足シュート。GKが弾いたボールはそのままゴールラインを越えたかと思われたが、ギリギリで阻まれると36分には右SB村上佑介のスルーパスでブルーノ・ロペスが抜け出しながらも、決定的な左足シュートをゴール右へ外してしまう。

 最近2試合で5失点を喫していた守備面に関しては三門も「最近は失点も続いていたので、ゼロに抑えられたのは良かった」と納得していたが、「FWだけではなく、攻め上がった選手が決めるべきところを決め、ラストパスの精度を高めれば良かった。最後が決め切れなくて残念な気持ちはある」と勝ち点3を逃したことを悔やんでいた。

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