beacon

内田が今季初の先発フル出場!!シャルケが完封勝利で2位浮上

このエントリーをはてなブックマークに追加

 内田がリーグ戦で今季初先発!! ブンデスリーガの第4節の3日目が各地で行われた。日本代表DF内田篤人が所属するシャルケはホームでMF大津祐樹所属のボルシアMGと対戦し、1-0で勝利した。内田はリーグ戦で今季初の先発フル出場で完封勝利に貢献。大津はメンバー外だった。今季3勝目を挙げたシャルケは一気に2位へ浮上を果たした。

 なかなかコンディションが上がらず、新戦力のDFマルコ・ヘーガーの台頭もあり、ヨーロッパリーグでは出場するも、リーグ戦では出場機会に恵まれなかった内田だったが、この日は待望のリーグ戦初先発。本来の右SBの位置でプレーした。前半18分には内田からFWファルファンへつなぎ、最後はPA内右からFWフンテラールが詰めたがDFに阻まれ、シュートを打つことはできなかった。前半を0-0で折り返した。

 後半に入り、内田は昨季も“ホットライン”となっていたファルファンとの連携でチャンスを演出。右サイドから起点をつくった。すると後半19分、ファルファンの右クロスをファーサイドでDFパパドプロスが頭で折り返すとフンテラールがさらに頭で流す。最後はゴール目前でFWラウルが右足で詰めた。一度はGKとDFに阻まれるも自ら押し込み、先制点を奪った。

 その後は守備陣が奮闘。後半32分にはカウンターからピンチを迎えたが内田が身体を張ってクリア。失点を許さない。そのまま逃げ切ったシャルケが1-0で勝利した。開幕戦こそ、0-3でシュツットガルトに敗れたシャルケだったが、その後は3連勝。勝ち点9でバイエルン、ブレーメンと並ぶと得失点差等で一気に2位へ浮上を果たした。

 今季初の先発フル出場を完封勝利で飾った内田は、今後は日本へ帰国。W杯ブラジル大会アジア3次予選の北朝鮮戦(9月2日、埼玉)、ウズベキスタン戦(9月6日、タシケント)を戦う。W杯予選へ向けて弾みをつける一戦となった。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド

TOP