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なでしこジャパン、川澄&永里姉の新2トップでタイ戦へ

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 9月1日から11日にかけてロンドン五輪アジア最終予選を戦う日本女子代表は30日、開催地の中国・済南で初の練習を行った。31日付のサンケイスポーツによると、約2時間のトレーニングでのなかで行ったゲーム形式の練習では、FW永里優季(ポツダム)とFW川澄奈穂美(INAC神戸)が初戦・タイ戦(1日)の先発が予想される赤組に入り、初めての2トップを組んだ。2本目ではともにゴールも決めたという。

 永里優は「よくコミュニケーションは取れている。組んだ期間は短いけど感じとれるところはあります」と初の組み合わせにも連携に問題はないことをアピール。川澄は「(永里優は)ポストプレーもシュートもうまいので、周りでサポートできるように動けたら」と意欲をみせた。

 女子W杯ドイツ大会ではFW安藤梢(デュイスブルク)が全試合に先発出場。安藤を中心に先発FWを組んできたが、アジアでの短期決戦を前に新たな攻撃オプションをつくるためにも、新2トップを試す。佐々木則夫監督は「2人だけでもカウンターで切り裂いてくれる可能性はある」と期待を寄せた。永里優と川澄が世界女王のなでしこジャパンをまずは初戦勝利に導くつもりだ。

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