バイエルンのMF宇佐美貴史は練習がオフとなった30日、休日返上で練習に取り組んだ。クラブによると、この日はトップチームの練習場が整備される日だったため、ピッチ上をトラクターや手押し車が通る状況だったが、宇佐美はジョギングなど精力的にトレーニングに励んでいたという。

　宇佐美は8月13日のボルフスブルク戦(1-0)で後半24分から途中出場すると、リーグ戦デビュー。しかし、1-0のリードで迎えた終了間際に決定的なミスを犯し、後半ロスタイム2分に途中交代。その後は公式戦4戦連続でベンチ入りメンバーからも外れていた。

　現地報道によると、ハインケス監督は「練習では素晴らしいプレーをみせている宇佐美を外すのは難しい決断」と話しながらも、「彼は欧州のサッカーにもっと慣れる必要がある」と話しているという。いつか再び来るチャンスの日のために、宇佐美は地道に練習に励んでいく。

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