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[なでしこ]田中が決勝弾!!地元・中国を撃破しアジア首位でロンドン五輪へ

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[9.11 ロンドン五輪女子アジア最終予選第5戦 日本1-0中国 中国・済南]

 ロンドン五輪アジア最終予選の第5戦が中国・済南で行われ、既に五輪出場権を獲得している日本女子代表は中国女子代表と対戦した。第4戦から先発7人を入れ替えた日本は後半12分にMF田中明日菜が決めたゴールを守りきり、1-0で勝利した。予選を4勝1分と無敗で終えた日本は、首位で本大会進出を決めた。

 日本は第4戦の北朝鮮戦(1-1)から先発7人を変更。控え組主体のメンバーで試合に臨んだ。システムは4-4-2を採用。GKは福元美穂。DFラインは右から矢野喬子岩清水梓宇津木瑠美鮫島彩。ダブルボランチを上尾野辺めぐみ田中明日菜が組み、2列目は右に川澄奈穂美、左に宮間あや。2トップは今大会初出場となる永里亜紗乃高瀬愛実が務めた。

 既に五輪出場は決まっているため、この日の試合は本大会へ向けてのアピールの場。各選手ともに積極的に攻め込んだ。前半3分、相手ボールを奪った矢野が右サイドから果敢に攻め上がる。パスを受けた高瀬が宮間とのワンツーから中央突破。放ったシュートはポスト左へ外れた。その後も鮫島が左サイドから攻め上がり、クロスを入れてはチャンスをつくるもシュートまでは持ち込めない。なでしこらしいパスでのつなぎは少なく、決定機をつくることはできず。中国へ押し込まれたまま、0-0で前半を終えた。

 後半立ち上がりから宮間に代えて、FW安藤梢を投入した。永里亜が一列ポジションを下げると、安藤が高瀬とともに2トップを務めた。そして後半12分に待望のゴールが生まれた。川澄の左CKをファーサイドの岩清水がヘディングシュート。惜しくもクロスバーに当たるが跳ね返りを田中が蹴り込むと、ボールは相手DFに当たりながらゴールネットへ吸い込まれた。

 1点のリードを奪った日本は後半17分、川澄に代えてFW永里優季をピッチへ送った。同23分には鮫島の左クロスに安藤が頭で合わせたがGKに止められた。同32分には高瀬に代えて、FW丸山桂里奈が出場した。永里優と丸山が2トップを組み、2列目は右に永里亜、左に安藤が入った。同39分には右サイドの永里姉妹がチャンスを演出。永里亜の浮き球パスに永里優が抜け出したが、トラップの際のハンドを取られた。追加点こそ奪えなかったものの、1-0で試合は終了。勝利で終えたが終了間際のロスタイムには丸山が負傷し、ピッチ上にうずくまると試合終了後にはスタッフに担がれてピッチを後にするなど不安は残った。

 佐々木則夫監督は試合後のテレビインタビューで「各選手がいい中国のチームを相手にどのくらいできるかというところで、本当に良くやってくれたと思う」と選手たちをねぎらった。また今大会初戦のタイ戦に続き、国際Aマッチ2点目が決勝点となった田中は勝利にも「出られなかった3試合分やってやろうと思って意気込んでいたが、なかなか上手く行かず。点は取れたが納得はいっていない」と唇を噛んだ。女子W杯ドイツ大会を優勝で終え、ロンドン五輪アジア最終予選も無敗で終えた。今後は各選手が所属先に戻り、本大会でのメンバー入りを目指しての戦いが始まる。


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