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森本、アシストデビュー!!55年ぶりセリエA復帰のノバラは敵地で劇的ドロー

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 森本、アシストデビュー!! ストライキにより開幕戦が延期されたセリエAは11日、開幕節となった第2節3日目を行い、FW森本貴幸の所属するノバラはアウェーでキエーボと対戦し、2-2で引き分けた。

 今季、カターニアからノバラに移籍した森本はベンチスタートとなったが、前半12分から途中出場すると、0-2の同27分にアシストを記録。チームも2点差を追い付く劇的ドローで勝ち点1を手にし、上々の“デビュー戦”となった。

 前半5分に先制を許す苦しい展開の中、出番は突然やってきた。前半12分、負傷したFWマッジョリーニに代わって背番号11の森本がピッチに入る。同24分に2失点目を喫し、0-2と2点ビハインドを負ったが、ここから55年ぶりの1部復帰を果たしたノバラが怒涛の反撃を見せた。

 追撃弾を演出したのが森本だ。前半27分、ロングフィードをFWグラノーチェが落とし、森本がDF3人を引き付けてボールキープ。絶妙のタイミングで右足アウトサイドで右に流すと、後方から走り込んだMFマリアニーニが右足を振り抜いた。GKの手を弾いたボールがゴールネットを揺らす。森本のアシストで1-2と1点差に迫った。

 前半32分には再びロングフィードをグラノーチェが頭で落とし、森本が右足ダイレクトボレー。これはゴール上に浮いたが、2トップの関係でチャンスをつくり、前線で存在感を発揮した。

 その後は地力でまさるキエーボが流れを引き戻したが、後半27分にDFサルドが2枚目の警告で退場。数的優位に立ったノバラが息を吹き返し、同40分に右CKからDFパチが豪快なヘディングシュートを叩き込み、2-2の同点に。55年ぶりのセリエA復帰初戦で、貴重な勝ち点1を手にした。

[写真]ノバラでの“デビュー戦”でアシストを記録したFW森本貴幸

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