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F東京が首位返り咲き!!梶山ゴール&羽生2発で3連勝

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[9.25 J2第29節 F東京3-0横浜FC 国立]

 2位FC東京がMF梶山陽平のゴールとMF羽生直剛の2得点で横浜FCに3-0で勝利した。3連勝を飾ると昨日の試合でドローに終わっていた首位・札幌を勝ち点1差で上回り、首位返り咲きを果たした。

 試合後のテレビインタビューで、この日2得点を決めた羽生は「試合に出られない選手たちも小平できつい練習をしていいプレーをしているし、そういうのが刺激になる。そういう人たちのためにもしっかりと頑張らなければいけないし、日替わりでヒーローが出るような、そんなチームになっていけたらと思う」と力を込めた。ここ3戦で14得点と脅威の得点力をみせているF東京だが、3試合で9人と様々なポジションの選手が次々とゴールを決めている。

 この日は前半8分、MF谷澤達也の右CKにニアサイドの梶山が頭で合わせて先制点を獲得。その後もDF徳永悠平がクロスバー直撃のミドルシュートを放つなど積極的に攻め込んだ。前半を1-0で折り返した。

 そして迎えた後半には羽生が2発の活躍。まずは後半21分、途中出場のMF石川直宏からの横パスを受けるとPAわずかに手前でワントラップからDFを外して、ミドルシュート。ゴールネット左へ突き刺し、2点差に広げた。さらに2分後には、梶山からのパスをPA内でFWルーカスがはたくと、右サイドから走り込んだ羽生が右足シュート。試合を決定付けるゴールを決めた。3-0のまま試合は終了。リーグ戦16試合ぶりにゴールマウスを守った日本代表GK権田修一を中心とする守備陣も奮闘をみせ、2戦連続の完封勝利を飾った。

 首位返り咲きを果たしたものの、試合後のテレビインタビューで大熊清監督は「良くなってきているけれど、まだまだこれから。攻守を全員でやっていきたい。周りは関係なく、1試合1試合をしっかりと戦っていくだけ」と勝って兜の緒を締めた。

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