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[CL]長友が股間抜く技ありドリブルで初アシスト!!インテルがCSKA下し公式戦連勝

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 長友がCL初アシスト!! UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は27日、グループリーグ第2節を行い、B組ではMF本田圭佑の所属するCSKAモスクワ(ロシア)とDF長友佑都の所属するインテル(イタリア)が対戦。本田が離脱中のため、日本人対決は実現しなかったが、長友は右SBでフル出場し、1-0の前半23分に追加点をアシスト。チームも3-2で勝利し、クラウディオ・ラニエリ新監督就任後、公式連2連勝となった。

 記念すべき欧州CL初アシストは、長友の持ち味が存分に発揮された会心のプレーだった。前半6分にCKからDFルシオのゴールで先制したインテル。すると同23分、自陣で相手のパスをインターセプトした長友がMFサネッティに預け、一気に右サイドを駆け上がる。サネッティからリターンパスを受け、対峙したDFベレズツキの股間を抜くドリブル突破。深くえぐって、ゴール前に折り返すと、FWパッツィーニは右足で合わせるだけだった。

 ラニエリ新体制初陣となった24日のセリエA・ボローニャ戦(3-1)はダブルボランチの4-4-2を採用したインテルだが、この日はMFカンビアッソをアンカーに置き、中盤をダイヤモンド型にした4-4-2で臨んだ。長友はボローニャ戦に続いて右SBで先発。守備で体を張り、機を見たオーバーラップで攻撃に絡み、今季公式戦初アシストも記録するなど躍動した。

 チームは前半ロスタイムにMFジャゴエフに直接FKを決められ、1-2で前半を折り返すと、後半はCSKAモスクワの反撃に遭った。後半32分にはFWバグネル・ラブの個人技から同点に追い付かれたが、その2分後、カンビアッソの浮き球パスを胸トラップしたFWサラテがPA外から左足を振り抜く決勝点。今季、ラツィオから加入した新戦力が待望の移籍後初ゴールを決め、敵地で3-2と競り勝った。

 公式戦5戦未勝利(1分4敗)でガスペリーニ前監督を解任し、ラニエリ新監督を迎えたインテル。初陣勝利を飾ったボローニャ戦に続く公式戦連勝で、巻き返しの体制を整えた。

[写真]ボローニャ戦の長友

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