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ザックジャパンがベトナム戦、タジキスタン戦へ向けて神戸合宿を開始

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 国際親善試合ベトナム戦(7日、ホームズ)とW杯アジア3次予選タジキスタン戦(11日、長居)を控える日本代表が3日、兵庫県内で合宿を開始した。前日の2日に試合のあったGK川島永嗣(リールス)、DF吉田麻也(VVVフェンロ)、DF伊野波雅彦(ハイデュク・スプリト)と、右内転筋挫傷で負傷離脱したFW清武弘嗣(C大阪)を除く19人が参加。清武離脱に伴って追加招集された初代表のDF酒井宏樹(柏)は4日から合流する。

 練習はいつものようにストレッチから始まった。各自がストレッチマットを敷いた上に寝そべり、30分近くかけて入念に体をほぐすと、3-4-3の戦術説明を約30分間。その後はゆっくりしたジョギングとややスピードアップしたランニングを行ったのみで、軽めの練習で初日を終えた。日が落ち始めると気温がグッと下がり、肌寒いほど。途中でFW香川真司(ドルトムント)がトイレに駆け込む場面も見受けられた。

 アルベルト・ザッケローニ監督は「昨日、試合のあった選手もいるし、何人かが痛みを抱えているので軽めの練習にした」と説明。追加招集の酒井については「サイドを主戦場にしている選手で、Jリーグでいいプレーをしている。Jリーグでいいパフォーマンスをすれば日本代表に呼ばれるというメッセージの発信にもなるかなと思う」と話した。

 なお、3-4-3の守備練習の並びは以下の通り。

[1本目]
   ハーフナー
香川    岡崎
  遠藤 長谷部
長友    駒野
槙野 今野 栗原

[2本目]
    李
原口    藤本
  阿部 中村
 (細貝)(増田)
長友    駒野
槙野 今野 栗原

(取材・文 矢内由美子)

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