ベトナムで開催されているAFC U-19女子選手権に出場中のU-19日本女子代表は10日、U-19オーストラリア女子代表と対戦。前半42分にMF京川舞(常盤木学園高)が決めた決勝ゴールにより、1-0で勝った。

　日本は第3戦を終えて2勝1分で6チーム中2位。上位3チームが獲得するU-20女子W杯出場権獲得へ一歩前進した。

【順位表】
1.北朝鮮(9)+7
2.日本(7)+3
3.中国(5)+1
4.オーストラリア(3)-1
5.韓国(1)-3
6.ベトナム(0)-7

<出場メンバー>
▽GK
21 望月ありさ(日テレ・メニーナ)
▽DF
2 齊藤あかね(浦和レディース)
20 高木ひかり(常葉学園橘高)
4 左山桃子(静岡産業大学磐田ボニータ)
56分→16 田中陽子(JFAアカデミー福島)
5 浜田遥(スペランツァFC高槻)
▽MF
7 藤田のぞみ(浦和レディース)
8 猶本光(福岡Jアンクラス)
13 柴田華絵(浦和レディース)
10 京川舞(常盤木学園高
82分→14 加藤千佳(浦和レディース)
6 仲田歩夢(常盤木学園高)
62分→22 中村ゆしか(関東学園大)
▽FW
11 横山久美(十文字高)

控え
▽GK
1 武仲麗依(INAC神戸レオネッサ)
12 池田咲紀子(浦和レディース)
▽DF
17 和田奈央子(JFAアカデミー福島)
19 鈴木里奈(常盤木学園高)
▽MF
15 松川智(大阪桐蔭高)
18 川島はるな(JFAアカデミー福島)
▽FW
23 佐藤楓(HOYOスカラブFC)
24 瀬口七海(早稲田大)

<試合後のコメント>
●吉田弘監督
「深い芝での3連戦だったことを含め、非常に体力的に厳しい試合だったが、勝利できてよかった。1日おきの3ゲームは厳しいが、これは相手も同じことだ。体力的なことなども考えてメンバーを替えて臨むことも考えたが、最低限の入れ替えしかできなかった。しかし、今日の試合で試して使いたい選手は大勢いた。
　初戦はピッチ状態に慣れていないこともあって引き分けたが、韓国に勝ち、今日も勝てば(上位3位以内での)ワールドカップ出場権獲得のチャンスが大きくなるため、勝ちたかった。
　今日の戦いの中では競る場面やカバーリングなど、守備がクリアにできていたので、相手のチャンスをほとんど作らせずに試合を進められた。
　北朝鮮はボールの受け方やパスがうまいので、次の試合は苦戦すると思うが、来年のワールドカップのことも見据えて新しい選手を試したいと思っている。選手たちのコンディションも見つつ、新しい選手を起用した場合のチームとしての共通理解を次の試合までに徹底させたい」