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槙野が右SBで今季初出場!!155日ぶりにブンデスリーガのピッチへ、ケルンはポドルスキ2発で勝利

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 槙野が今季初出場!! ブンデスリーガは16日、各地で第9節の3日目を行った。日本代表DF槙野智章が所属するケルンはホームでハノーファーと対戦。FWポドルスキの2ゴールで2-0で勝利した。今季はこれまで1試合も出番のなかった槙野だが、後半12分から右SBで途中出場し、待望の今季初出場を果たした。

 今年1月に広島からケルンに加入したが、なかなか出場機会に恵まれず、加入1年目のシーズンは5試合の出場にとどまり、今季は開幕からの8試合で一度も試合に出ることがなかった。それでも、代表戦を終えて合流した今節で約5ヵ月ぶりの公式戦出場。後半20分から途中出場した昨季最終節、5月14日のシャルケ戦(2-1)以来、実に155日ぶりにブンデスリーガのピッチに立った。

 試合は前半24分、ポドルスキが直接FKを決め、ケルンが先制に成功した。さらに後半41分にも左CKから最後は再びポドルスキが詰めてシュート。2-0とリードを広げた。1点リードの後半12分から出場していた槙野は終了間際のロスタイム3分、右サイドをオーバーラップ。ドリブルで駆け上がりクロスを入れた。味方のシュートは決まったかに見えたが、惜しくもオフサイドの判定。得点に絡むことはできなかったが、久々のブンデスリーガで持ち味を発揮し、2-0勝利に貢献した。

 7日に行われたキリンチャレンジ杯・ベトナム戦では、日本代表の一員として3バックの左CBで先発出場を果たしたものの、クラブで出場機会に恵まれていないことも影響し、後半23分に両足と背中をつって途中交代していた。ザックジャパンでの活躍につなげるためにも、今季初出場となった今節を弾みに、今後さらに出場機会を増やしていきたいところだ。

[写真]ウォーミングアップするDF槙野智章。後半12分から出場し待望の今季初出場を果たした

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