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U-22代表DF候補、“サバイバル合宿”で生き残るのは

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 U-22日本代表は今回の短期合宿にDF昌子源(鹿島)、DF牟田雄祐(福岡大)、DF大岩一貴(中央大)のDF3選手を初招集(大岩は17日に追加招集)。加えて昨年U-21日本代表として招集しているDF丸山祐市(明治大)を復帰させた。

 4選手ともにCBが本職。鈴木大輔(新潟)と濱田水輝(浦和)が軸となっているU-22代表のCB争いに食い込んでいる選手が出てくるか注目が集まる。JリーガーのCB候補がなかなか公式戦出場を果たせない中、高卒ルーキーの昌子は公式戦デビュー戦となった12日の天皇杯・筑波大戦で完封勝利を果たしたばかり。また大学生3選手は各強豪大学の守備の柱として実戦経験を積んでいるだけに、今回の合宿を経てU-22代表に定着してくる選手が出てくる可能性は十分だ。

 丸山はこの日のフォーメーション練習と紅白戦で左SB、同じく大岩は右SBを務めるなどSBとしてもテスト。「(大学生たちは)一度見たいということで呼びました」と関塚隆監督が説明するDF候補選手たちは、3日間でどれだけアピールして“サバイバル合宿”を乗り越えられるか。

 関塚ジャパンから離れていた時期も日本代表の練習にサポートメンバーとして参加していた丸山は「緊張感なく入ってきている。気負わずに明治と同じようなプレーをしていくこと。きょうがよかったのであすも続けていきたい」。DF候補たちはそれぞれが持ち味を発揮してチームの底上げにもつなげる。

[写真]丸山(右から2人目)らDF争いを勝ち抜くのは

(取材・文 吉田太郎)

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